学生インタビュー
在学生 市川敦子さん
在学生 市川敦子さん
長年、看護師として働いたからこそ
培うことができた自分の強み。
建築分野を学ぼうと思った理由は何でしょうか?

昔から「家」について考えることが大好きで、時間があれば家についての空想をしているほどでした。高校生のとき進路を決める際に、工学部や建築学科への進学を考えましたが、結局現在の仕事である看護師の道を選択。責任もあり、やりがいのある仕事に不満はありませんでしたが、心のどこがで「建築を学びたい」「大学に通ってみたい」という思いを持っていました。そして、この年齢になり経済的にも余裕ができたので、もう一度学ぶことを決意。また、20代のときに、実際に自分で家を購入したことも建築に対しての情熱を呼び戻す大きなできごとだったと思います。

その中で、本学に入学を決めた理由は何でしょうか?

看護師の仕事は続けたかったので、仕事をしながらでも続けられる通信制の大学を探していたのですが、建築を教えてくれる大学はなかなか見当たらず。そんな時、ここなら通信教育で建築を学べるということを知りました。入学をするうえで、不安だったのは「自分への負担」ですが、本学であれば看護の専門学校を卒業していたため3年次編入が可能です。最短2年間で大卒の資格がもらえるのは魅力でした。加えて、スクーリングの期間が3日のみなので、長野県に住んでいる私にとっては無理なく学べる環境だと思いました。

通信科目/スクーリング科目をそれぞれ勉強して実感されたことは?

やはり社会人にとって、いかに自分の勉強できる時間を確保するかが一番の悩みどころだと思います。特に、私の場合は夜勤があるなど勤務時間が不規則です。しかし、通信であれば、日勤のあとの夜の時間や夜勤前の日中の時間を勉強にあてることができます。自分の都合で勉強できたのはよかったです。スクーリングは、通う時期を自分で選べるのが大きな魅力でした。夏休みなどの長期休みをスクーリングの期間にし、無駄なく効率よく学ぶことができたと思います。また、他の生徒の方々の作業を目の当たりにできるので、とても勉強になりますし、刺激を受けます。教科書だけでは学ぶことができないことを学べるのが、スクーリングのメリットだと思います。

本学への入学を検討している方へメッセージをお願いします。

皆さんの中には、私と同じように建築とはまったく違う業界からの入学や、年齢を重ねてからの入学を考えている方もいると思います。そんな不安要素ではなく、あなたの大きな武器となるはずです。私も入学する前は、「ちゃんとついていけるのか」「仕事と両立できるのか」など不安に感じることが多々ありました。しかし、異業界だからこそ、年齢を重ねているからこそ、気づけることがたくさんありました。卒業制作においても、「看護師の視点からみた病院づくり」をテーマに取り組んでいます。看護師として長年働いていたからこそ辿りついたテーマであり、自分のオリジナリティが発揮されていると感じています。建築は、生きる人全てにとってかかわるもの。だからこそ、全員にチャンスがあると思います。




市川 敦子さん
3年次編入学生
25年間看護師として勤務。幼い頃より家に興味を持っており、自分でも3度家を購入するほどの家好き。いつか本格的に学びたいと考えており、キャリア的に仕事も落ち着いたので入学を決意。
市川さん
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