学長・通信教育部長メッセージ
学長メッセージ
学長あいさつ

場所や時間を越えて、実践的な学びを

愛知産業大学 学長 西村 雅史

社会の変化が加速する現代において、学びのあり方もまた大きく変わりつつあります。働きながら専門性を高めたい社会人や、自身の生活スタイルに合わせて学びたい方々にとって、通信教育は新たな可能性を切り拓く重要な教育の形となっています。

本学の通信教育課程は、単なる教材学習にとどまらず、東京・大阪・名古屋・福岡などでの対面スクーリングに加え、学習相談会やリアルタイムメディアを活用した双方向の指導体制を整備し、「一人にしない学び」を実現してきました。特に建築学科の通信教育課程では、この仕組みのもと、多くの社会人学生が学びを深め、建築士資格の取得など確かな成果を上げています。

こうした実績を基盤として、2027年度には新たに総合情報学科(通信教育課程)の開設を予定しています。情報技術があらゆる分野の基盤となる中、本学科では、ものづくりが盛んな地域特性も踏まえ、デジタル技術とマネジメントを体系的に学びながら、社会課題を捉え、新たな価値を創出できる人材の育成を目指します。

本学の通信教育課程は、社会人の学び直しを支えるとともに、柔軟な学びを求める若い世代にも広く開かれています。ビジネスDX、ものづくりDX、スポーツ・健康、デジタルゲームなど多様な領域を横断し、「やりたいこと」と「なりたい自分」に出会える学びを提供してまいります。

場所や世代を越えて多様な学生が集い、ともに学び、それぞれの未来を切り拓いていくことを、心より期待しています。

通信教育部長メッセージ
通信教育部長あいさつ

あなたの探究心で「窓」が未来に、ひらく

愛知産業大学 通信教育部長 家田諭

愛知産業大学通信教育部の門を叩く皆さんに共通していること、それは「もっと知りたい」「世界を新しく捉え直したい」という、瑞々しく強い探究心です。

私は、学びというプロセスは、自分自身の未来という空間に新しい「窓」を設計していくことではないかと考えています。その設計図を描くヒントとして、心理学の「ジョハリの窓」に倣ってお話ししたいと思います。

皆さんは既に、自分の中に素晴らしい「秘密の領域」を持っています。それは「自分は知っているけれど、他人がまだ知らない」独自の視点や、これまで夢中になってきた事柄です。高校を卒業したばかりの方のフレッシュな感性も、社会人の方が現場で培ってきた経験も、すべては学びを積み上げるための唯一無二の「土台」となります。

一方で、学びの醍醐味は、自分の「視界の外側」に光を当てることにあります。つまり「自分はまだ知らないけれど、他人が知っている」領域へ一歩踏み出すことです。

探究心が強い人ほど、この「自分だけの強み」と「他者からの新しい視点」という二つの軸を、驚くほどの速さで行き来し、自らの領域を広げていきます。知っていることを武器にし、知らないことを栄養にする。そのスピーディーな循環こそが、平面的な理解を、奥行きのある立体的な学びへと変えていくのです。

愛知産業大学が用意しているのは、ただ教科書を読むだけの場所ではありません。

月に一度、名古屋や東京で開催される「オープン教室」は、まさに皆さんの視界の外側に新しい風を通すための「対話の広場」です。異なる背景を持つ仲間や教員と視線を交わすことで、一人で机に向かっているだけでは気づけなかった「新しい自分の角度」が鮮やかに浮かび上がります。また、通信科目のなかで展開される「プチ講義」は、二次元のテキストに専門家の視点という「光」を差し込ませる試みです。光が当たることで、それまで見えなかった情報の陰影がはっきりとし、学びは確かな手触りを持って立ち上がります。

適切に設計された「窓」からは、心地よい風が通り抜け、日ごと季節ごとの香りが広がり、私たちの思考を常に新鮮に保ってくれます。

私たちは、皆さん各々が持つ土台を尊重し、そこへ新しい光と風を送り込む準備をして待っています。あなたの探究心を高らかに掲げ、まだ見ぬ自分という素晴らしい領域へ一歩踏み出していきましょう。