卒業生インタビュー
卒業生 西口 有紀さん
西口 有紀さん
1年次入学からストレート卒業
パートスタッフから建築士へキャリアアップ

パートの求人を探している時に、設計事務所の求人を見つけ面白そうだと思い応募しました。未経験で採用してもらったものの、知識がなく、何から勉強してよいかもわからなかったため、学校に通うことを考えました。建築を学べる学校はたくさんありましたが、仕事や育児をしながら通学することは難しく、通信教育なら自分にもできると思いました。中でもアイサン通教は自宅から日帰りで通学可能な範囲にスクーリング会場があり、仕事と育児をしながらでも学べると思い、入学を決めました。

入学後、苦労したのは勉強時間の確保でした。仕事と育児に追われる中で自分の時間を確保するのは大変でしたが、仕事の休憩時間や子どもの習い事の待ち時間等でも勉強できるように常に教科書や関連する論文を持ち歩きすき間時間にコツコツ勉強することを意識していました。1日1時間以上勉強すると決めてはいましたが、楽しく勉強しないと続けられないと考え、建築に関することならどんなことでも勉強時間に入れてもOKとマイルールを決めて取り組みました。

一番印象に残っている講義は建築設計のスクーリングです。模型の製作や手書きでの作図は大変でしたが、受講を重ねる内に、やりたいことがたくさん出てきて、試行錯誤しながらも、作り上げた時の達成感は何事にも代え難いものがありました。また、自分で作るだけでなく、他の学生の作品やプレゼンテーションを見ることができたこともとても勉強になりました。大学での学びを通じて、わからないことや苦手なことと向き合う力。自分で考えて調べて解決していく力を身に付けられたと思います。それらは現在の仕事の中でも活きていると思います。また、スクーリングでは私と同じように、仕事・育児をしながら学んでいる学生同士交流することができ、勉強の話だけでなく、子どもの保育園の話等もすることができたことも楽しい思い出として残っています。

西口 有紀さん
西口 有紀さん
入学前はパートの事務員でしたが、現在は正社員として働いています。在学中に二級建築士に合格(卒業前に実務経験7年で受験)してからは、住宅プランの立案や、図面の修正等、設計に関わる仕事も任せてもらえるようになりました。入学当初から自己紹介で言っていた、自邸の設計と言う夢にも近づいています。来年には一級建築士受験にも挑戦し、いつの日か自分の設計事務所を構えたいと考えています。

通信教育で建築を学ぶことは決して簡単とは言えませんが、仕事や家事、育児が忙しい人でも小さな積み重ねを続けて行けば、必ず卒業や建築士合格と言う大きな結果に結びつけられると思います。またスクーリング等で仲間と出会うことも素敵な経験になると思います。入学を迷っている人はぜひ一歩踏み出してみてください。



西口 有紀さん
2022年度卒業
西口 有紀さん
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