卒業生インタビュー
卒業生 松浦 大さん
松浦 大さん
一級建築士合格
大学で得た繋がりを活かして
フリーランスで活躍

元々工業系の仕事をしていましたが、リーマンショック後、工業系の仕事ではなく別の仕事をできないかと考え、CADの職業訓練を受けました。訓練を通じて、建築士の先生と話をする中で刺激を受け、自分も建築士になりたいと思うようになりました。建築士の受験資格を得るためには、実務経験が7年、または建築系の学校を出ることが必要だと知ったため、最短で受験資格を得ることでき、また働きながら学ぶことができる通信制の学校を探しました。アイサン通教の入学相談会に参加した際、スタッフの方がとても丁寧に説明してくださり、またスクーリング会場が自宅からアクセス便利な三田駅近くにあったため、アイサン通教への入学を決めました。

通信教育は孤独だと言う印象が強かったですが、スクーリングに参加した際、周りの方と話をしてみると、自分と同じように建築士を目指す方ばかりで、すぐに意気投合しました。ちょうどスマホが浸透し、LINEでのコミュニケーションが当たり前になった時期なので、学生同士でグループを作り、様々な情報交換をし、励まし合いました。特に苦手な構造力学については、仲間に大きく助けられました。

2年で卒業すると決めてはいたものの、育児、仕事をしながらの学習であったため、学習時間の捻出には苦労しました。平日の学習は諦め、土日に集中して学習時間を確保しました。2年間の土日はスクーリングを含め、ほぼ勉強に費やしました。資料がないと書けないレポート、教科書だけで書けるレポートを仕分けし、まずは手元の教科書だけで書けるものはどんどん仕上げて提出していきました。模型を作ったり、図面を書いたりする課題はスクーリングを受講してからの方が制作し易かった印象があります。2年で卒業するためには、スケジューリングと、時間を効率よく使う戦略、自分を律する強い気持ちが必要だと思います。

松浦 大さん
松浦 大さん
卒業後、すぐに二級建築士を取得し、建築士事務所に転職することができたため、一級を目指す気持ちはありませんでした。しかし、仕事を続ける中で、自分の名前で設計できることに魅力を感じ、一級建築士の取得を目指しました。一級取得は決して楽な道のりではありませんでしたが、通信教育での学びを通じで、自分を律して学ぶ姿勢が身に付いていたため、時間はかかりましたが、何とか合格することができました。

今後は、アイサン通教で出会った、先生、仲間や今までの仕事の同僚の繋がりを大切にしながら、一級建築士としてフリーランスで活動していきたいと考えています。

入学を迷っている人もいるかもしれませんが、信念があれば成し遂げられます。迷っているなら一歩を踏み出して欲しいです。やらない後悔よりやって後悔。やらないとあの時やっておければよかったと一生引きずると思います。アイサン通教への入学から一級建築士の取得までは、大きな費用がかかりましたが、それを使って別のことをしたかったという思いは微塵もありません。お金には代えられない経験と、人との出会いがありました。



松浦 大さん
2015年度卒業
松浦 大さん
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