卒業研究で確信した、建築業界で働く未来
土木系の会社に勤務していた頃、業務の一部で建築に関わる機会があり、より体系的に学びたいという思いから入学を決意しました。卒業後は転職活動を経て、現在は建築関係の仕事に就いています。面接では、卒業研究で制作した作品のポートフォリオについて詳しく質問を受けました。また、スクーリングでのCADソフトの使用経験や、働きながら大学を卒業までやり遂げたことも、熱意を示す大きな要素になったと感じています。現在は来年度の建築士試験に向けて勉強を続けています。
卒業研究は正直大変で、途中で後悔したこともありましたが、最終的には履修して本当に良かったと思います。入学当初から卒業研究に取り組むつもりでいたため、開始前に他の課題を計画的に終わらせ、集中できる環境を整えました。その結果、スケジュール通りに進めることができ、半年間じっくりと研究に専念することができました。研究を通して学生同士のつながりも生まれ、授業中のディスカッションは学びを深める刺激となり、授業後の交流も貴重な時間になりました。完成した作品が作品展に選ばれたことは大きな喜びであり、他大学の学生の作品に圧倒されつつも、社会人経験を持つ自分だからこそ出せる視点があると先生に励まされました。