徹底したスケジュール管理で
1年次入学から4年で卒業
私がアイサン通教で学ぼうと思った理由は、通信教育を通じて得た知識を自分の仕事に活かしたいと考えたからです。また、さまざまな人と出会い、刺激を受けることで自分自身を成長させたいと思いました。さらに、高校卒業だけでは応募できない仕事が多く、定年後の選択肢を広げるためでもありました。私の職務は建築とは異なりますが、建築という分野が最も自分の仕事に近かったため、この分野を選びました。
入学後苦労したのは学習スケジュールの立案です。年間を通じて、自身の職務を阻害せず、かつ確実に単位を取得できるように計画を立てることが難しかったです。また、科目ごとの実際の難易度は受講してみないとわからず、一級建築士の受験要件を満たすことも目標としていたため、仕事とのバランスを考慮しながら科目を選択することも大変でした。履修計画と所要時間を「バーチャート工程表(縦軸に科目、横軸に4月から翌年3月の12ヶ月)」として作成・管理し、実施成果もこの表に書き込みました。これを2020年4月から4年間積み上げました。これにより科目毎の所要時間や、仕事との兼ね合いで学習時間が取れる時期等が明らかになり、学習計画が毎年より精度の高いものになっていきました。
自宅学習科目は選択式で出題される科目を除き、すべて問題が公開されています。10設題の中から2問が出題されるため、それらの回答を事前に作成する必要があります。この10問こそがその教科内の重要箇所をおさえており、事前に回答を作成することによって、知らないうちにその科目の重要箇所を理解できるようになっているのです。作業的にやっていたことが、科目の理解に繋がっていたことに気づいた時には感動を覚えました。