卒業生インタビュー
卒業生 岡崎晋二郎さん
岡崎 晋二郎さん
好きなことを深掘りすると
人生が豊かになる。
確かな手ごたえを得て新たな夢へ

30代半ばにして建築に興味を持つようになったきっかけは、オリジナリティのある住宅を紹介する人気テレビ番組でした。そこから本を読むなどして自分なりに知識を深めていましたが、きちんと学べば建築をもっと楽しめるのではないかと思い、アイサン通教に入学しました。

私は今、小さな子どもがいて、夫婦で協力しながら育児や家事をこなしています。そのため以前のように自分の時間を取れず、自由な時間といったら早朝4時~6時くらい。子どもを寝かしつけると一緒に寝てしまい、早く目が覚めてしまうのです。でもその時間に趣味のテニスをやりたくても、早朝につき合ってくれる友人がいるはずもありません。その点、勉強ならいつでも一人ですることができます。アイサン通教に入ればそんな貴重な自由時間を有効活用できると思いました。

大学時代は文系だったので、理系の建築を学ぶことに不安はありました。でもアイサン通教はテキストがわかりやすく、スクーリングでの先生方の話も面白くて、想像していたよりスムーズに理解できました。

好きなことを学びたくて入学したので、科目はどれも興味深かったです。一見すると難しそうな構造力学もクイズやパズル感覚で取り組めて楽しかったです。そんな中でも、私が力を入れていたのは設計に関する科目です。スクーリングでは建築家の先生方がどんなことを考えながら設計されているのかを知ることができ、本当にワクワクしました。作品づくりもやりがいがあり、先生に褒めていただくことができた日はうれしくて寝付けなかったほどです。

4年次には、思い出づくりのつもりで京都府の『第4回Woodyコンテスト』の木造住宅部門・学生の部に応募しました。すると驚いたことに最優秀賞を受賞。学外コンテストにもかかわらず、先生方が親身に相談に乗ってくださったことが印象に残っています。

熱意のある先生方のもとで好きなことを学ぶ日々は充実していて、人生が豊かになったと感じます。家で勉強していると子どもが隣で一緒に勉強してくれて、父親としては無条件でうれしく、大事な思い出が増えました。

趣味のつもりで始めた建築の勉強ですが、アイサン通教での学びを通じてもっと究めたいと思うようになり、今は一級建築士合格に向けて勉強中です。市役所の中にも建築関連の仕事がありますから、仕事につなげて地域をより魅力的にできたらいいなとの思いもあります。

作業
作業
もし仕事でも建築にかかわることができたら、アイサン通教に入ったことはまさに人生の転機。人生100年時代の今、先は長いです。この先の人生を変えるかもしれない学びに一歩踏み出すか否か……。答えは、「やるなら今しかない」だと思います。



岡崎晋二郎さん
市役所勤務 造形学部建築学科 2020年度卒業
岡崎 晋二郎さん
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