卒業生インタビュー
卒業生 上田 彩華さん
上田 彩華
接客業から一級建築士を目指すまでに。
先生たちのサポートがあったからこそ、ここまで来れました。

高校中退後、高卒認定試験に合格。いつか働きながら法学部で学びたいと考えていました。しかし、接客業からハウスメーカーへの転職をきっかけに建築の楽しさに触れ、この分野のおもしろさに取りつかれました。そしていつしか「建築業界で生きていきたい」とまで思うようになったのです。

当時働いていたハウスメーカーは、みな当然のように一級建築士の資格を持っていました。そこで私は働きながら学べる通信制の大学を探すことに。通信制の大学で一級建築士の資格が取れるのは、京都、大阪、愛知にある3つの大学のみ。その中で学費の負担が一番少なく、通いやすかったのがアイサン通教でした。

作業
作業
入学前の通信教育のイメージといえば、機械的なやりとりで勉強する孤独な印象でした。しかし、実際に通ってみると、それは半分正解で半分間違いでした。自宅で学ぶ通信科目では一人で課題に向き合うこともありましたが、先生のレポートの添削は人間味にあふれたもので、とても丁寧かつ分かりやすかったです。スクーリング科目、例えば「ワークショップ概論」では他の学生とコミュニケーションを取りながら地域計画を練り、その内容を発表する機会も与えられました。同様のスクーリング科目、「建築設計Ⅱ-a」では、3日間で図面5枚と模型2つを完成させるというハードな講義でした。かなりきつかったですが、その分、やり切ったときの達成感は大きかったです。難しい課題もありましたが「誰も卒業させない」という感じではなく、建築を楽しんで欲しいという雰囲気があったと思います。それは先生方が実際に建築業界の第一線で活躍されていて、建築を心から愛しているからこそ、その空気感を生み出しているように思えます。「見た目を面白く!」、「コストを考えず!」、「もっと自由に!」 と言う指導に、もっと建築を楽しめばよいのだと勇気づけられました。そんなサポートがあったからこそ、飽き性の私が卒業するまで継続して学び続けられたのだと思います。

建築の知識ゼロで飛び込んだ私でしたが、今は一級建築を目指しています。接客業で働いていたときには想像もしなかった変化です。そんな変化にとても満足しています。アイサン通教に通ったことで自ら学んでいく自信も付きました。今後は建築だけでなく、幅広い分野を学び、見聞を深めていきたいと思っています。



上田彩華さん
2019年度卒業 株式会社三輝設計事務所勤務
上田彩華さん
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