卒業時に取得した二級資格を生かして
仕事の幅を広げ、経験値をアップ。
昨年、念願の一級建築士に合格!
元々お芝居が好きで、通っていた美術大学では舞台セットのコースを専攻。卒業後はグラフィックデザインの仕事にも携わりましたが、「現場でものを作りあげる仕事」が自分に合うことに気づき、大掛かりな舞台セットを作った経験から建築の仕事に興味を持つようになりました。まずはCADオペレーターを目指し、学校に通って利用技術者二級を取得。建築コンサル会社の設計の仕事に就きました。もっと本格的に学びたいと考え、資格取得できる学校を探す中でアイサン通教を知ったのです。
学校選びのポイントは、生活しながら通信で卒業できること。アイサン通教の学校説明会に参加したところ、感じのいい先生がたくさんいらっしゃって、「ここでなら安心して学べそうだ」と思えたことから決断しました。
通信教育は学生が各々で学ぶため、生徒間のつながりが乏しいイメージがありました。しかし、入学早々にスクーリングなどの対面授業があり、グループで学ぶ中で自然と仲間ができました。横のつながりが増えるにつれ、一気に学ぶことが楽しくなりましたね。授業では作品を作るにしても隣の人と協力したり、誰かのために提案するといった内容のものもあり、コミュニケーションをとりながらデザインを作ることが多かったです。毎回楽しみながら学べましたね。
中でも印象に残っているのが、設計製図の講義。手描きで図面を書くのは初めてだったので最初は不安でしたが、やってみるととても楽しく、納得いく描写ができるようになるのが嬉しかったです。美しい手書きの図面というのは、CADで描く図面では表しにくい「設計者の気持ち(設計の意図)」まで伝えるものなのだ、と思いました。