少ない時間を無駄にせず、
先手必勝を意識!
趣味が高じて新しい夢ができました。
1993年に愛知県にある自動車部品製造会社に入社。ラインオペレーターとして従事していました。僕は芸術鑑賞が趣味で、休日は各地の美術館などに足を運んだりしていましたが、ある女性の言葉をきっかけに「建築も芸術のひとつ」ということに気付かされました。そう思ってからは、建築をもっと学びたい気持ちが高まり、働きながら学べる通信教育に通うことを考えるようになりました。建築系の通信教育では学費、アクセス、スクーリングなど、トータルに考えるとアイサン通教がベスト。スクーリングの見学もさせていただき、先生や学生の熱心さに「ここで学ぼう!」と決意しました。
入学してからは、スクーリングの課題を3日間という限られた時間内に完成させるのが難しかったですね。ただ、学ぶのは楽しくて仕方がなかったです。高校生のときは仕方なく勉強していましたが、自分の好きなことを学ぶのはこんなにも楽しいのかと実感。印象に残っている授業は「リサーチ演習」で「金沢21世紀美術館」へ行き、柱や壁など施設の寸法を片っ端から測りまくったこと。その数値を見ていくと、それぞれに理由や必然性があることに気付かされ、建築の奥深さを痛感しました。