卒業生インタビュー
卒業生 廣瀬和範さん
廣瀬
少ない時間を無駄にせず、
先手必勝を意識!
趣味が高じて新しい夢ができました。

 1993年に愛知県にある自動車部品製造会社に入社。ラインオペレーターとして従事していました。僕は芸術鑑賞が趣味で、休日は各地の美術館などに足を運んだりしていましたが、ある女性の言葉をきっかけに「建築も芸術のひとつ」ということに気付かされました。そう思ってからは、建築をもっと学びたい気持ちが高まり、働きながら学べる通信教育に通うことを考えるようになりました。建築系の通信教育では学費、アクセス、スクーリングなど、トータルに考えるとアイサン通教がベスト。スクーリングの見学もさせていただき、先生や学生の熱心さに「ここで学ぼう!」と決意しました。

 入学してからは、スクーリングの課題を3日間という限られた時間内に完成させるのが難しかったですね。ただ、学ぶのは楽しくて仕方がなかったです。高校生のときは仕方なく勉強していましたが、自分の好きなことを学ぶのはこんなにも楽しいのかと実感。印象に残っている授業は「リサーチ演習」で「金沢21世紀美術館」へ行き、柱や壁など施設の寸法を片っ端から測りまくったこと。その数値を見ていくと、それぞれに理由や必然性があることに気付かされ、建築の奥深さを痛感しました。
実績
実績
 アイサン通教で学んだことで、建築の専門的な知識だけでなく、パソコンのスキルも向上しました。当時は現場でパソコンを触る機会がほとんどなかったからです。また先生や学生を前にプレゼンテーションをする機会も、アイサン通教に通わなければ絶対にできなかったこと。人に伝える技術、話し方なども習得することができ、自信も付きました。

 通信教育でうまく学ぶコツは「時間の有効活用」です。多くの人は仕事をしながら学んでいるので、時間を捻出するのが難しいはず。僕は会社に書籍や課題などを持っていき、休憩時間に取り組んでいました。2、30分という少ない時間ですが、継続していけば効果が実感できると思います。あと「先手必勝」でしょうか。レポートなどの提出物は先手先手を心がけ、時間がつくれたら2年次のものも1年次にやってしまいました。先に進んでやることで心の余裕にもつながります。これらのおかげで1年次入学ストレート卒業を果たすことができました。趣味をきっかけに建築を学んだ僕でもちゃんと卒業できたので、始めることに遅すぎることはないと思いました。
今後は設計事務所に転職し、そこで実務経験を積んでから一級建築士の資格取得にチャレンジしたいと思っています。




廣瀬和範さん
2017年度卒業 某製造メーカー
自動車部品を製造する会社に就職後、建築への興味が高まり、アイサン通教に入学。ゆくゆくは学んだ知識や経験を生かし、建築関係の仕事に就きたいと思っている。
廣瀬 和範さん
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