卒業生インタビュー
卒業生 松月浩子さん
松月
仕事との両立を達成し、
経験と自信を手に入れました。

 以前は、医療関係の仕事に務めていましたが、昔から「自分で何かを作りたい。デザインにかかわる仕事をしたい」と思っていました。その夢が諦められず、設計事務所に転職をしたのですが、未経験からの転職。建築の学校にも通っておらず、建築について学んだことがないというのは、自分の中で大きなコンプレックスとなっていました。日々の業務の中で知識や経験を積むことができたのですが、どこか自信が持てない。果たしてこのままでいいのだろうか。そう思っていたある日、アイサン通教で建築について学べることを友人が教えてくれたのです。キャンパスも近く、スクーリング会場が名古屋以外にもいくつかあることに魅力を感じ、すぐに入学を決めました。

 とはいえ、すべてが順風満帆だった訳ではありません。当時は設計事務所に勤務する中での勉強でしたので、時間のやりくりは苦労することもありました。特にレポートや設計課題の作成では、指定の教科書だけではなく、さまざまな資料の中から調べなければなりません。それでも、意匠設計を志していたので造形、建築設計を学べることは大きな喜びとなり、モチベーションとなりました。与えられた時間の中で、ベストの結果を出す。この経験は、実社会でも大いに役立っています。睡眠時間を削って臨むこともありましたが、今ではそれも楽しい思い出です。
実績
実績
 通信教育というと、家にこもってひとりで黙々と勉強するというイメージを持たれる方は多くいると思います。しかし、アイサン通教での学びは、そのイメージを大きく覆すものでした。スクーリングやオープン教室に通っているうちに、建築業界で働いている人だけではなく、さまざまな分野の同じ志を持つ仲間ができたのです。レポートや設計課題で壁にぶつかった時には、相談に乗ってもらったり、アドバイスをもらったりすることもありました。SNSを通じてお互いの勉強の進捗を報告しあい、情報を共有できる環境が、私にとってはとても刺激になりました。その仲間とは今でも交流があります。
 
 大学卒業後は、勤めていた設計事務所でキャリアを積み、2014年に独立。建築設計事務所を立ち上げました。まったくの未経験だった私がここまで来れたのも、この大学で勉強できたことが自信につながったからだと確信しています。学ぶ動機は人それぞれかもしれませんが、先生方はとても熱心に教えてくださいます。ここでの学びは将来への大きな原動力になるはずです。



松月 浩子さん
2009年度卒業
建築設計事務所「エンピツアーキテクツ」
以前は医療関係の仕事に就いていましたが、昔から持っていた建築デザインに関わりたいという夢を叶えるため、全くの未経験ながら、設計事務所に転職。知識や経験を積むものの、さらに自信をつけるために、アイサン通教へ。現在は建築設計事務所を立ち上げ、日々家づくりに励んでいます。
松月 浩子さん
一覧へ戻る