日本語教師として働く中で、日本語教育に関する知識はあっても、他国の文化や慣習について知らないことが多く、戸惑いを覚えることが多くありました。また、留学生への日本語教授や、海外のビジネスパーソンとのコミュニケーションにおいて英語力が必要だと感じたことがきっかけで通信制の学校を探し始めました。いろいろな通信制大学、短期大学を調べてみましたが、ASUは私が学びたい国際コミュニケーションについて学べること、2年で卒業できる短期大学であったことが決め手となり入学を決めました。
通信教育は一人で黙々と勉強すると言うイメージが強かったですが、ASUでは先生方とコミュニケーションをとる機会が多く、孤独ではありませんでした。専用サイトから質問をすると、質問に回答してくださるだけでなく、「焦らずゆっくりと頑張りましょう!」とコメントを添えてくださったり、学習がうまく行かずもう卒業できないかもしれないと弱音を吐いた時も、「絶対に大丈夫!」と励ましの言葉をくださったりしました。
在学中は新型コロナウイルスの影響で、オンラインのスクーリングの受講が多かったですが、学生同士でグループLINEを作り、どれくらい単位修得試験に向けて勉強しているか等について情報交換することができました。会場で受講、オンラインどちらの受講でも隔たりなく交流を深めることはできると思います。また、定期的に開催されるZoomを使用した学習相談会では、先生、学生双方とコミュニケーションを図ることができました。
将来的には更に国際的な分野で活躍できるよう、大学編入や、フィリピンやシンガポールへの留学を視野に入れています。そのためにまず、英語力をより高めたいと考え、現在も学習を継続しています。日本語教育者は英語が話せなくても問題がないという風潮がありますが、日本語と外国語の違いを深く知ることで、学習者にとって理解が難しい個所がわかるようになると思います。私自身、英語の学習を通じて自分の教授スキルが向上したと思っています。