ASU座談会


海外のダンサーと英語で気軽に話したい!
その思いが入学のきっかけに
寺澤准教授 2人は双子の姉妹で、今春、一緒にASUに入学しました。2人ともプライベートでは、ずっとダンスをやってきたそうですね。
さん はい。私たちがダンスを始めたのは小学生のときです。当時はほかにもサッカーをやっていたのですが、サッカーを卒団して中学生になったのを機に、ダンスに力を入れるようになりました。その後は所属しているスクールでダンスを学びつつ、先生や仲間と一緒にステージに立つなどの活動をしています。
寺澤准教授 今もプロのダンサーを目指してがんばっているそうですが、なぜASUに入学しようと考えたのでしょうか?
さん 私たちが学んでいるダンスは、ニューヨーク発祥のライトフィートというヒップホップです。その関係で先生は外国人のお友達が多く、コロナ禍の前はアメリカ、フランス、スペイン、香港、韓国など、海外のいろいろな国のダンサーがスクールにいらしていました。でも、コミュニケーションは英語なので思うように会話ができなくて……。海外のダンサーと英語で気軽に話せるようになりたいと思ったのが、ASUへの入学を決めたきっかけです。
さん 高校2年生のときにダンスの先生や仲間とニューヨークに行ったときも、同じことを感じました。さまざまな国のダンサーが集まって、みんな初対面でも楽しそうに話しているのに、私たちはしゃべれなかったんです。それが悔しくもあり、残念でもあり……。ダンスは続けたいけれど英語もちゃんと勉強したい。そう思って、ダンスと両立可能な通信制で、本格的に英語を学べるASUを選びました。
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それぞれのライフスタイルに合わせて
勉強できることがASUの魅力
寺澤准教授 英語は、中学校や高校でも勉強していたと思います。これまで英語に対して得意・不得意などの意識はありましたか?
さん ニューヨークに行くまでは海外の方と英語で話す機会がほとんどなくて、自分が話せるのかどうかもよくわかっていませんでした。でもニューヨークに行って「全然話せない……!」と感じてからは英語への意識が高まって、学校の授業も真剣に取り組みました。でもやっぱり、英語で深い話をしようとするのは難しくて、もどかしい思いがありました。
寺澤准教授 それで、英語力を高めるためにASUのネイティブ・イングリッシュコースに入学。ASUでは通信科目とスクーリング科目それぞれで単位を取る必要がありますが、今はどんな風に勉強を進めていますか?
さん 私は午前中にアルバイトをして、午後にダンスや勉強をする生活を送っています。ダンスは愛と一緒にスタジオに行ったり自宅でレッスンしたりして、毎日練習しています。勉強は、最初のうちは進め方がわからなくて戸惑っていたのですが、徐々に自分なりのペースをつかめてきました。今はダンスと勉強の時間配分の仕方もわかり、軌道に乗ってきています。
さん 私は午前中に勉強し、午後から夜の時間を使ってダンスやアルバイトをしています。勉強は計画を立てて、朝に「今日はここまでやる」と決めて取り組んでいて、今のところ通信科目は順調に進んでいます。ネイティブの先生とお話できる英語のスクーリングはこれからなので、今から楽しみにしています。
「海外でパフォーマンス」という
姉妹共通の夢に向かって英語力を磨く
寺澤准教授 勉強の計画を立てて、きちんと実行できているのは素晴らしいですね。その調子だと順調に卒業までいきそうですが、卒業後の夢はありますか?
さん 将来は今まで行ったことのない国に行き、現地のダンサーと一緒にダンスをしたいです。以前、日本に来ていたダンサーで仲よくなった人がフランス人なので、まずはフランスに行ってみたいです。
さん 私も将来はいろいろな国に行き、ダンスでも言葉でも、たくさんの人たちとコミュニケーションを取ってパフォーマンスしたいです。そして、いつかは好きな海外アーティストと一緒に踊ることができたらいいなと思っています。
寺澤准教授 そうなるとやはり、英語力を磨くことも大事ですよね。
さん はい。ただ、スムーズに会話するには発音も磨かなくてはと思うのですが、難しくて……。発音の練習でアドバイスがあればお願いします。
寺澤准教授 発音に癖がない海外アーティストの歌を何度も聴いて、発音を真似しながら英語で歌えるようにする方法はおすすめです。発音の習得にはいろいろな方法がありますが、2人はダンスが得意で音楽にも慣れ親しんでいるでしょうから、音楽を使った勉強法は合っていると思いますよ。
さん、綾さん わかりました。ありがとうございます!
寺澤准教授 2人が世界で活躍するダンサーになったら私もすごくうれしいです。もうしばらくは海外へ行くのが難しい状況が続きそうですが、今は準備する時間ができたと思って一緒に英語の勉強をがんばっていきましょう。

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