教職課程
教職課程について
本学の正科生として在学し、卒業要件62単位の他に教育職員免許法に定められた科目を修得し、都道府県の教育委員会に申請することにより「中学校教諭二種免許状(英語)」が取得できます。教員職員免許法には取得のための要件が細かく定められております。そのため、免許状取得までの履修すべき科目や注意事項は、入学後に行われる教職ガイダンスで説明しますので、ガイダンスには必ず出席し各自でしっかりと理解をする必要があります。
教職課程カリキュラム

教育職員免許法第5条別表1による中学校二種免許状(英語)取得科目
[本学修得科目・単位数]
本学修得科目・単位数
(注1)一般的包括的な内容を含む科目です。ただし、異文化理解は「異文化コミュニケーション論」「比較文化論(欧米と日本)」の2科目にて一般的包括的な内容を含みます。
(注2) 「事前・事後指導」を受講しない場合は、「教育実習」が実施できません。
(注3) 「教職実践演習」は教育実習終了後に受講します。
(注4) 教育職員免許法第5 条別表第1 に基づき免許を取得しようとする人は科目等履修生で、異文化コミュニケーション論・比較文化論の教職課程履修者用の内容、および英語コミュニケーション、教職専門科目は履修できません。
(詳しくはシラバスを参照)
※単位数が○数字は、スクーリング科目です。
介護体験
介護体験は、中学校免許状の取得のために必須です。介護等体験は2年次です。参加するためには1年次に介護等体験のスクーリングの受講が必要です。
何を体験するのか
「介護等体験」について定めた特例法には次の記載があります。「義務教育に従事する教員が個人の尊厳及び社会連帯の理念に関する認識を深めることの重要性にかんがみ、教員としての資質の向上を図り、義務教育の一層の充実を期する観点から、小学校又は中学校の教諭の普通免許状の授与を受けようとする者に、障害者、高齢者等に対する介護、介助、これらの者との交流等の体験を行わせる措置を講ずる」。
こうした目的を十分に理解上で、介護体験に参加する必要があります。
受け入れ施設とその期間、費用
【施設】
特別支援学校(盲学校、聾学校、養護学校)
社会福祉施設(保育所等を除く)
【体験期間・費用】
特別支援学校 社会福祉施設
体験期間 2日間(連続) 5日間(連続)
体験費用 なし (例)1日1,500円×5日間=7,500円
※別途、体験現場での諸費用(交通費、食事代など)が必要です。 
注意事項
介護等体験実施に関する受入調整は、全て大学を通して県教育委員会・県社会福祉協議会とで行い、受入先施設や実施時期の決定をします。この体験は受け入れ機関の厚意によって成り立っています。よって個人の事情での日程変更や実習の取り消しはできかねます。
教育実習
中学校教育免許状二種取得のためには中学校で3週間の教育実習が必要です。実際に中学校に行って授業を行いますので、「先生」と呼ばれます。教職に就こうという強い覚悟を持って、真剣に取り組まなければ、生徒や実習校に多大な迷惑をかけることになります。本学での教育実習は、2年次に履修登録し実習することになりますが、1年次の間に、取得が必要な科目があります。必ず教職ガイダンスにて条件を確認・理解してください。
教職課程履修費用
教職課程の履修には正科生として納入が必要な費用に加えて、別途費用が必要です。金額は以下のとおりです。
教職課程登録費用 50,000円
通信科目 6,000円×単位数
面接科目(教科に関する科目) 9,000円×単位数
面接科目(教職専門科目) 11,000円×単位数
介護等体験 9,000円
介護体験実習費用 施設によって異なる
履修費用例
教職専門科目を(履修推奨科目を含む)履修し、介護体験費用が一般的な7,500円の場合
教職課程登録費用 50,000円 ①
通信科目
教育行政 1単位
特別支援教育 1単位
教育課程論 1単位
道徳教育指導論 1単位
総合的な学習の時間の指導法 1単位
特別活動論 1単位
教育方法論 1単位
生徒・進路指導論 2単位
教育相談 1単位
10単位 60,000円 ②
面接科目(教職専門科目)
英語科教育法I 2単位
英語科教育法II 2単位
教育原理 2単位
教職論 2単位
教育心理学 2単位
教職実践演習 2単位
教育実習 4単位
授業におけるICTの活用 1単位
事前・事後指導 1単位
18単位 198,000円 ③
介護体験事前指導 9,000円 ④
介護体験実習費用 7.500円 ⑤
合計 ①+②+③+④+⑤ = 324,500円